2016年11月11日スタンプコンクリートの施工 世田谷区O様邸新築外構 エクステリア工事Vol.17
スタンプコンクリートの施工
こんばんは いつもご覧いただきありがとうございます。
今回はスタンプコンクリートのお話です。
最近多くなってきているのがこのスタンプコンクリートです。
某浦安にあるテーマパークの【海】の方の床の仕上げで多く使われていますので、行かれる方はちょっと見てみて下さい。
通常に仕上げるような形で、土間のコンクリートを打設します。
コンクリートが生乾きなうちに、
ふるい を使って粉をまんべんなく撒きます。
駐車場脇のアプローチは色・パターンを変えました。
まんべんなく行き渡るようにならしていきます。
コテで粉を押さえつけて、コンクリートと馴染むように。
押さえつけます。
型板を上からタンパーで押し込み(叩き込み)型を転写していきます。
目地となる部分はパターンの凹凸ができやすいため
バリ取り(破片の撤去)を行います。
駐車場アプローチ部分です。
型板を貼る前に床に軽く散水します。
駐車場のアプローチ部分はヨコに石を貼ったようなパターンにしました。
翌日になると水分が引けて少しぼやけた色になります。
こちらもトップコートを施しました。
スタンプコンクリートはコンクリート打設と同時に行え、工期短縮となります。乱形石では一日の施工面積に限りがあるため施工費用はかなり割高になります。
パターンも20種類以上あります。
費用感は床仕上げに関してはタイルや石張りより割りやすくなります。また石張りなどではサイズ合わせのため切断音がありますが、こちらにはなく、住宅密集地でも音を気にせずに施工可能です。
小面積でも行えますが最小単価を設定しているため10m2未満は同一価格となります。
ご興味のある方は一度お問合せ下さい。
本日は以上となります。
2016年11月10日アートボードの施工 世田谷区O様邸新築外構 エクステリア工事Vol.16
アートボードの施工・タイルの施工
こんばんはいつもご覧いただきありがとうございます。
今回はアートボードの施工編です。
アートボードはタカショー社で販売している外部用の化粧ボードです。現在ではその数70種類を超え、大理石調や木目調・レンガ調など多様なデザインを販売しています。
技術がないと貼れない製品ですので施工する会社はごく限られているとメーカーの方は言っています。
最初に下部やコーナー部分に見切材を取り付けます。
こちらはアルミにボードと同系色の塗装しています。
ボードは910×1820と910×2440の2種類あります。
現場に合わせて切断。電気のいちも合わせて穴あけを行います。
この電気の位置に孔を開けるのがずれてしまうと、1枚処分・・・ということになります。
壁面への貼付けは両面テープとコーキングで行っています。
両面テープは強力なため、一度付くと動かせませんので慎重に貼っていく必要があります。
1/3ほど張りました。
ここまでくれば、現場のクセに慣れてきてスムーズに進んでいきます。
ブロック塀がきれいなボード張りとなりました。
本当はここまでだったのですが、
ブロック天端面も貼らないとかっこ悪いというYamasoスタッフとの話し合いで天端面も貼ることにしました。
フェンスの柱部分を切り込みながら凹の形にカット。
柱の裏面は小さなピースと貼り付けです。
板のつなぎ目も壁面と合わせて目地材を入れます。
結構細かな作業となりました。
同業の方にこの写真を見せると、これは大変な作業になるからホームページに公開しないで!と言われてしまいましたが
せっかくなので公開しています。
ボードを張り始めた頃からyamasoスタッフの職人魂に火が灯ったのか、細かいところまでやってみようと特にこだわりをもってすすめていました。
裏面はお隣さんの万年塀。
ボード張りで見えなくなりました。
また、カーポートの柱や雨樋もありましたが
壁の天端面も通常はアルミの見切り材で貼るのが一般的です。
カーポートの柱や雨樋周りもうまく切り刻んで貼っています。
お客様より柱が見えなくなるようにとのご要望。
でも有効幅は広く取りたいという要望もあり、カーポートの柱の両脇に柱を設置しました。
施工図面の一部です。
平面的な配置と立面。
カーポートの柱の位置。アートボードの柱の位置。
ボードの割付。
また、跳ね上げ門扉やゲートの位置など複雑な要素があり
現場で合わせる。というだけでは済まない状況です。
パースなどエクステリアCADでは見栄えよく作れますが
ここまで考えるのがプロの仕事です。
この図面を書いておくと、スタッフの作業効率は数倍にもなります。
yamasoはデザイナーも施工スタッフも一流の技術を持って作品を作っています。
それがチームyamasoの力強さでもあります。
本日は以上となります。
2016年11月9日駐車場コンクリート打設 世田谷区O様邸新築外構 エクステリア工事Vol.15
こんばんは
久しぶりの更新となりました。
ピッチを上げて完成までお届けしたいと思います。
今回は駐車場のコンクリート打設です。
コンクリート打設前の様子です。
ワイヤーメッシュの上をカート車での運搬のため板を敷いています。
コンクリート打設風景です。
yamasoスタッフで仕上げまで行います。
コンクリートの仕上げ風景。
ライン出先に並べたピンコロを清掃しながら仕上げていきます。
仕上げ完了です。
きれいに仕上がりました。
時々コンクリートに色むらが起きる事があります。
冬場に多く見られる現象ですが多様な状況で起こります。
コンクリートが固まる前に水分が凍結してしまう場合や先に散水などを行った水分などと反応してコンクリートの効果時間に変化が起きてしまう場合。
コンクリートミキサー車に洗い水が多く残っており水分量が先のコンクリートと違ってしまう場合(極稀に有りますが現場では解らに事が多い)
仕上げている最中に硬化が進んでしまい、仕上げコテの回数が変わってしまう場合や、同じところを何度もコテで仕上げると少し黒ずんだりもします。
時間とともに同色に変わりますが中には半年や1年度ほぼ同じ色になることもあります。
絶対的な強度の違いはありませんとは言い切れませんが、相対的な違いは生じるかとは思います。使用していての不具合には影響は少ないかと思われます。
本日は以上となります。
2016年1月24日駐車場コンクリート打ち準備 世田谷区O様邸新築外構 エクステリア工事Vol.14
こんばんは
いつもご覧いただきありがとうございます。
本日は駐車場のコンクリート打設準備の様子です。
仕上げはもちろんでが、中身にこだわるyamasoの施工の様子をご覧ください。
アプローチ・歩行者通路となる部分と、駐車場となる部分の境にピンコロを並べました。ピンコロの下にもコンクリート。撮影が漏れてしまいましたが、コンクリートには鉄筋が入っています。
入れないとピンコロが後日下がる恐れがあります。
ピンコロもホームセンターなどで販売している安価品では形が不ぞろいのため、凹凸が激しいのですが、yamasoでは形の良い製品を使用しています。
ピンコロの目地詰め。
業者さんによって。またYAMASOスタッフでも目地の入れ方にはやり方が違いますので、ご参考までに。
中央スリットもピンコロなどで行うときれいに見えます。
駐車場の路盤工事です。
砕石を100mmほど敷き均し、転圧します。
コンクリート厚みの標準値をyamasoでは120mmとしています。
仕上げより100mmほどでおよそ敷き均し、転圧して20mmほど下がるように計算して施工しています。
砕石路盤の確認。
この高さがコンクリートの厚みとなります。
このポイントでは125mmほどでした。
先日土間コンクリートまではハウスメーカーの範囲という現場がありましたが、100mmというはなしが、70~80mmという部分が多々ありました。 大丈夫なの???と疑問に持ちましたが・・・。
コンクリート打設前に、ピンコロに撥水材を塗布します。
こちらを塗布することで、コンクリートを打設した際のピンコロの目にコンクリートのアクが入らないように。また後日きれいなままでいるように塗布しています。
これを目地詰めの前にやるということも試したことがありますが、その時は目地材と石との付着が悪く、土間コンクリート打設前のほうがよさそうです。
(同業の方これ見てマネするんだろうなぁ)
隣地万年塀にコンクリートが付着しないようにケイカル版(ボード)を張りました。
後日塀を壊した際にもこちらの土間コンクリートに影響がないようにするためです。
見積りにはこれを行う項目はありませんが、やっておいたほうがいいよね。という現場との話の中でした。
床のやイヤーメッシュ敷きです。
100×100のマス目の太さ5mm。
通常では150×150のマス目で太さ5mmが多いようですが
タイヤの設置面積や強度を考慮してYAMASOではこちらを標準仕様としています。
隣の現場ではワイヤーメッシュのつなぎ目を突き付けて入れていましたが、それでは弱い部分ができてしまいひび割れの原因となります。
必ず1マス分重ねて施工します。
1m×2mの製品ですが重ね部分を入れると有効面積としては0.8×1.8ほどになり、1枚で1.44㎡となります。
本日は以上となります。
ありがとうございました。
2016年1月23日アプローチコンクリート打ち 世田谷区O様邸新築外構 エクステリア工事Vol.13
こんばんは。
お待たせしました。しばらく間が空いてしまいましたが、施工の様子を再開させていただきますのでご覧ください。
本日はアプローチのタイル下地コンクリート及びタイル張り
ブロックへのボード張りの様子です。
コンクリート打設前の状況です。
建物にアンカーを打込みワイヤーメッシュを敷きました。
建物にアンカーを打たない場合はコンクリートが不動沈下により建物との間に亀裂が入ることが多々あります。
コンクリートの打設完了。
タイル下地のコンクリートですので、表面をきれいに仕上げるというよりも勾配をきちんととって水平に仕上げるという趣旨のものとなります。
ブロックへのアートボードの施工です。
ブロック天端面は通常壁になる部分からL型の金物のみで表面はブロックが見えてしまうのが通常行われるようですが、今回はスタッフの意向により天端面までしっかりと張るということですので任せました。
壁面のつなぎ目と天端面のつなぎ目を合わせるのは普通に行います。
フェンスの部分はコの字にカットして差し込みながら張っていきます。
柱廻りの隙間をコーキング。
コーキングをする前にテープを貼っていきます。
ヘラでなぞって、テープをとるときれいに仕上がりました。
同業の方にこれを見せましたが、面倒なのでこういうのは載せないでほしいと言っておりましたが、やるからにはここまでは行わないといけないよね。というyamasoスタッフ談です。
ボードをやっている間に床のコンクリートの上にタイルを張り始めました。
この現場のタイルの施工もYAMASOスタッフで行っています。
タイル屋さん仕事減らしてすいません。
本日は以上となります。
ご覧いただきありがとうございました。