工事着手金3割。中間3割。竣工時4割。
良くあります、支払いの方法です。
最近は少なくなりましたが、工事着手金詐欺というのが一時期問題になった時期がありました。
この工事着手金。外構工事やリフォーム工事の場合は必要なのでしょうか?。
家を建てる時そうだったから。。。
外構と家の新築は違います。
設計や、ショールームなどの展示などで、工事前にも多額の費用がかかっている家の新築とは違い外構やリフォームでは着手する前の費用は一般営業経費として多くはかかりません。
但し、プラン図やパース図を作成には無料と記載されていても、訂正回数が多くなると着手金を取られることもあります。
この場合は着手金というよりも設計費に充たるので着手金とはちょっと違う意味合いになるでしょう。
さてこの着手金ですが、なぜ払うのでしょう???
工事を準備するのにお金が必要。
材料を調達するのに必要。
・・・以前・・・30年ぐらい前の話でしょうか?。
現在では月末に精算して翌月○日に払う。という売掛がほとんどですね。
清算の月内締切日の違いはあるかと思いますが、先に現金購入しなければというのは、ほとんどないものです。
エクステリア製品の場合、現金購入した方が安く入る・・というのは少ないですね。
石材などはまだその名残はありますが・・・。
職人さんへの支払いも自社社員の場合はすぐに払う必要がありますが、下請けに出している場合はすぐに払う場合と、数週間遅らせて払う場合と両方あるかと思います。
いずれにしても、会社である以上、ある程度のたくわえはあると思いますので、着手金をもらわないと、どうしてもお金が回らないので工事ができないという会社は・・・
そういう会社なので依頼するのを辞めましょう。
それこそ、工事着手金をもらって逃げられてしまいます。
せめて工事着手してから部分的にできた代金を払うようにしましょう。
会社の通例ということでしたら、その会社の判断ですね。
工事契約書はありますか?。
工事の支払日の記載を書いた書類をもらうようにしましょう。
山創建設は・・。基本的に着手金をいただいておりません。支払いは工事を終わってからいただいております。
工事期間が長い場合や、金額が大きい場合は○月分として○円。
またはこの工事が終了すると○円という契約を結ばせていただいております。
工事をする前にお金を払うというのは、お客様にとって本当に工事を行ってもらえるのだろうかと、ちょっと不安になるかと思います。
お客様が戸建て住宅に住み、これから家やお庭を直して住み続ける。
という事実と、創業昭和41年より、地元でコツコツと資材置き場を広げていきながら生業を続けてきた山創建設。
自宅と敷地が一緒ですので、簡単に移り住むことはできません。
どちらも簡単には逃げることができないということで・・・。
それがお客様との信頼関係と思っております。
建設業界の良き伝統や技術は継承しますが、悪しき習慣は排除し私どもの会社からでも変えていきたいと思っております。
工事着手金を払う場合には、なぜ必要なのですか?と聞いてみると良いですね。
外構工事の性質上、家のように入金してからでないと、鍵を引き渡さない。
ということはできません。
リフォーム工事もそうですが、できている場所から使用していくというようになります。
工事が完了の際にはお早目にご入金お願いします。
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